今日のパンマス。

quartier.jpの中のページ。

更新再開1468日目。熱狂的に好きな人に圧倒された小学生時代の体験。

(プレ創刊から3474回目の更新。)
カルチェのパンマスです。
昨日「熱狂的に好きな人」の話を書いていて、
ふと昔のことを思い出しました。
小学校の5年だったか6年だったか、
いやもしかしたら3年か4年くらいだったかな。
なぜかぼくひとりだけで
コンサートに行くことになったんです。
それも、ビッグバンドジャズ。
グレン・ミラー・オーケストラでした。
もうなにがなんだか、です。
どういう経緯でそうなったのかは
まったく思い出せません。
もちろん会場に子どもひとりの客は見当たりません。
しかも前から5列目くらいの強烈な爆音の席。
もうずっと圧倒されっぱなしでした。
外国人のミュージシャンたちと、音楽と、
そしてまわりの席の大人たちと。
コンサートが終盤に差し掛かり
盛り上がりも頂点に達した頃、
隣でわいわい盛り上がってたヒゲのおっちゃんが
いきなり声をかけてきたんです。
なんか聞いたことある曲の最高潮のあたりで。
おい!おいキミ!好きか!ジャズ好きか!
好きだろ!すごいだろ!ハッハー!って。
もうひとりじゃ抱えきれなかったんでしょうね、
その興奮を。
熱狂的なファンだってのはひと目でわかりました。
ぼくは今でこそビッグバンドをよく聴きますが、
というか学生時代にフルバンやってましたが、
小さい頃は音楽好きとはいえ
ビッグバンドを生で聴くなんてことは
思いもしなかった体験だったので、
まったく付いていけてませんでした。
なんだかもったいない体験だったなぁ。

今日もカルチェに来てくれてありがとうございます。
その時の体験は、後のぼくの人生に少なからず影響してる。